一人暮らしをはじめて思ったこと
春になって、新生活がはじまる人も多いですね。
最近は一人暮らしに関する記事などをよくみかけるようになりました。
かくゆう私も、もうすぐ一人暮らしをはじめて1年が経ちます。
そこで、一人暮らしをしてみて感じたことや得られたこと、そういうことをここにメモしておこうと思います。
ごきげんよう、だれかです。
春が来て、3月まで学生をやっていた人達もいよいよ社会人ですね。
みんな、それぞれの新生活がはじまるのかと思うと、私までわくわくしてきます。
いやあ、特別なことがあるわけでもなく、いつもどおり仕事をしながら気づけば新年度を迎えていた私とは大違いですね!(笑
そうして、いよいよ仕事にも慣れつつある私ですが、一人暮らしをはじめて、もうすぐ1年が経とうとしています。
新生活がはじまると同時に、一人暮らしをはじめる方って、多いのではないでしょうか。
そんな人たちを見かけて、当時の私を思い出して懐かしく感じたりもします。
ちょうど去年の今ぐらいには物件を決めて、契約をして、引越しの準備をして・・・etc
思い返すと、去年の春はとてもあわただしかったなあ・・・(笑
わたしが一人暮らしをはじめてから、今に至るまでのことを、ちょっと紹介しますね。
一人暮らしをはじめたきっかけ
私は小さいころから、一人暮らしをするのがずっと夢でした。
その理由のなかに、小さいころ自分の部屋を与えてもらえなかったからというのもあるかもしれません。
というより、小さいころはそうでした。自分だけの部屋がほしくて、一人暮らしをしたいと思っていました。
しかし、高校生くらいになって、一人暮らしをしたい理由が変わりました。
もちろん、自分の部屋がほしいという思いは変わりませんでしたが、それよりもずっと強くて明確な理由がこのあたりで出てきました。
その理由というのが、ひとのせいにしないということ。
私は、自分でも幼稚な性格だということを自覚しています。
何かうまくいかないことがあると、いつも周りにいた他人のせい、環境のせい、などと、何かのせいにしていました。私は、私のこういう部分が大嫌いでした。
どうにかして、この性格を直したいと思った時、一人暮らしをはじめればよいんじゃないかと思ったのです。
自分しかいない、自分が作った環境にいれば、すべてが自分のせいだし、何かのせいにすることができないのでは。
私のこの嫌いな部分の性格を、黙らせることができるのではないか。そう思いました。
一人暮らしが実現するまで
高校生くらいのときにより強くなった一人暮らし願望ですが、当時はアルバイトもしておらず、実現のための先立つものなどありませんでした。
いつかかならず、という強い希望を抱いて、学生のころはただチャンスをじっと待つのみでした。
高校を卒業して、専門学校を出て、社会人になりました。いよいよ夢が現実になりそう。
会社から家までの通勤時間は約2時間。
それでも、しばらくは毎日実家から会社へ行っていました。
本当は、会社に勤めたらすぐに一人暮らしを始めたいと思っていたのですが、
貯金もあまりなくビビリな私は、もうちょっと安心できるくらいのお金がたまるまで待つことにしました。
そして、去年の今頃、ようやく一人暮らしをはじめることに踏み切ったのでした。
一人暮らしをはじめて
晴れて一人暮らしをはじめることとなった私は、何をするにもはじめてのことばかりでそれはもう大変でした。
いろいろな手続きが必要だし、家具や調理器具などを買い揃えないといけないし、
普段母に甘えてあまりやっていなかった炊事・掃除・洗濯もすべて自分でやらなければいけない。
契約はすべて自分名義。自分以外に住んでいないから、わからないことや不安なことがあっても、その場ですぐ誰かに聞くこともできない。
重くのしかかる、「自己責任」という言葉。
でも、この「自己責任」という言葉が頭に浮かぶたびに、私は興奮しました(笑
なんだか、とてもわくわくしたのです。
不安だったことを、インターネットで調べたりして、ひとつずつ解決していき、それが自分の知識や経験となるのが嬉しくて。少しだけ、自信がもてた気もします。
もちろん、念願の自分だけの部屋ですし、好き放題もできる。
当初の狙いだった「ひとのせいにしない」というのも、「一人暮らしをしている=人のせいにしないため」という結びつきが無意識のうちにできていたので、少しは改善されてきてはいるのかなあと思います。
まあ、ひとことで言えば、「一人暮らし、はじめてよかった」ってことさ。
少し不便もあったりします・・・
しかし、一人暮らしをはじめてから、困ったこともあったりします。
まず、給料のほとんどが生活費にもっていかれるということ。
前は、一人暮らしをするために給料のほとんどは貯金をしていたのですが、今では少ししか貯金に回すことが出来なくなりました。
はじめのうちは節約などを一生懸命やっていたのですが、慣れてくるとこれくらいの額を毎月払うというのが当たり前になってしまったので、そこまで気にしなくなってしまったり。
まったく貯金ができていないというわけでもないですし、そこまで困っているということではないですが、
お金の面ではちょっこし前より自由が利かなくなったかもしれません。
次に、家族といる時間がかなり減ったこと。
いや、一人暮らしってそういうものじゃん、何言ってんだ。ですよねw
一人暮らしをしていて寂しいと思ったことはないのですが、
それでも、いままで側にいるのが当たり前だった人たちが急にいなくなってしまったのは、大きな環境の変化でした。
心配性の母に、少なからず心配をかけていると思います。
私も母のことが気がかりだし、元気な姿が確認できないと不安になってしまいます。
私はいわゆるマザコンでして、私にとって母親はこの世でたったひとりの信頼をしている人物です。
メールや電話でもちょくちょく連絡はするし、わりかし頻繁に実家にも帰っているのですが、それでもやっぱり私の生活の中で、母のいる時間は少なくなってしまいました。
そういえば以前友人を招いたことがあり、そのとき「私も一人暮らしがしたい」という子がいたのですが、その理由は「家族がうざいから」「親がうるさいから」などでした。
もちろん、そういうことが理由で一人暮らしをはじめるのは一向にかまわないと思います。というか、多そう。
そういう人たちは、一度一人暮らしをしてみて、家族の大切さに気づいてくれたらいいな。まあ、他人にはわからない家庭の事情があるかもしれないですが・・・。
私も、自分のわがままではじめたようなものなんですけどね!
最後に
長々と書いてしまいましたが、今もなお、だれかは一人暮らしを満喫しております。
もうすぐ1年という実感がないほどあっという間でした。
はじめのうちは慣れないことばかりでつまずくこともあるかもしれませんが、
少しずつ環境が整ってくると、なかなか快適です。
それでは新生活をはじめるみなさん、頑張ってください!
ごきげんよう、だれかでした。